人間関係でうまくいっていないときは、相手と離れていても悩みが頭から離れずつい考えてしまいがちです。私がこのような経験をしたときに、乗り越えた方法をご紹介します。
気持ちを切り替えて余計なことを考えないようにする
人間関係でうまくいっていないときは、相手と離れていても悩みが頭から離れずつい考えてしまいがちです。
一説には、「苦手な人がいるときはその人と接している時間よりも、その人のことを考えている時間の方が長い」とも言われています。
また、寝る前にベットの中でそのようなことを考え出すと、全然リラックスできず心身ともに余計なストレスを感じてしまいます。そこで、思考のスイッチを切り替えて目の前のことに集中するようにすることをおすすめします。
私はヨガを習っています。ヨガは自分をいかにリラックスさせるか、そして何も考えない時間を確保することで心と体を休息させるにはどうすれば良いかということに重きを置いています。
気持ちを切り替えるとっておきの方法1
ヨガを始める前には、毎回必ずあぐらか正座で座って呼吸だけに意識を集中させます。
ふと、余計なことがとめどなく頭に浮かんできますが、いったん脇に置いておくようにします。
頭を空っぽにすると、とても心が安らぎます。
頭を空っぽにすること・考えないことが難しい場合は、自分の心の中にしんと静まり返った湖を想像します。
最初のうちは、いろいろな思考でその湖の水面はにごり、ごうごうと波打っています。次から次へと葉っぱやゴミなどが降ってきて、荒れている状態です。
そこで、波を落ち着かせようと努力します。
すると段々と穏やかになり、葉っぱやゴミは湖の底に沈んでいきます。
水面がぴいんと張った状態になったら、透き通った湖と底に蓄積された泥の層ができます。
またそれを心の目で眺めます。
どんなに忙しい毎日を送っていても、どんなに余裕がなくても自分の心の奥底には湖があり、それは安らかで穏やかな状態であると想像します。
そうすると、どんどん心が落ち着いてきます。
これと似た方法で、イライラした時や悲しくなった時に、想像をすることもあります。
気持ちを切り替えるとっておきの方法2
まず、好きな動物やキャラクターなどを思い浮かべます。
私は猫やかわうそが好きなのでよく心の中に描きます。
そして、その者たちが膝の上でぐっすりと眠りこんでいる状態を仮定します。
自分がイライラして急に動いたり、悲しくて体勢を保てなくなったら彼らは目を覚ましてしまいます。
なんとか穏やかに構えて落ち着くことで、彼らの眠りを妨げないように注意を払います。こうしていることで、自分の心を鎮めることができます。
「潜水服は蝶の夢を見る」という映画を見て
以前、フランスの雑誌編集者ジャン=ドミニック・ボービーの「潜水服は蝶の夢を見る」の映画を観たことがあります。
主人公は有名ファッション誌の編集長をしていますが、ある日脳溢血で倒れ、なんとか一命をとりとめたました。
しかし、全身の運動機能を失い、唯一左目のまばたきのみ動かせる状態になります。
そんな中でも彼は自伝を執筆し、まばたきをすることによって会話します。
彼は、「自分は今の状態では何もできないが、記憶と想像力でどこへでも行ける」と語ります。
まさしく、想像しながら気持ちを切り替える方法にもあてはまるのではないでしょうか。
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