充実感の後に訪れた突然の挫折

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私は大学に入学して、ラクロス部のマネージャーになりました。

もともとマネージャー経験があったわけではないのですが、高校生の時からマネージャーってかっこいいなと思っていました。

学生生活ラストを自分がやっていたいと思ったことにチャレンジしようと思い、入部しました。

 
入部して4年生の先輩からたくさんの仕事を教えてもらいました。

自分が想像していたマネージャー業よりも何倍も大変で最初は驚きが隠せませんでした。

ですが、負けず嫌いの性格のため何としてでも仕事を早く覚えたい、同期のマネージャーよりも出来るマネージャーになりたいという気持ちで毎日の練習に励みました。

その時は、どんなマネージャーが出来るマネージャーなのか明確には理解はできていなかったのですが目標は4年生のマネージャーの先輩のようにプレイヤーからはもちろん、マネージャーからも頼られるようなマネージャーになりたいと思っていました。

そこからは日々憧れの先輩マネージャーからたくさんのことを学び、無我夢中でマネージャー業に没頭していました。

そして同期のプレイヤーや先輩のプレイヤーとも仲良くなり、とても楽しい生活を送っていました。

 
ですが、すべてが完璧に進んでいくものではありませんでした。

それを感じ始めたのは2年生になってからです。

憧れだった4年生の先輩が引退してしまい、いままでは近くで見守ってくれてたので安心感があり一人で仕事をしていたけど、見守られていたのにもう見守ってくれている先輩がいなくてこれからは自分たちを見てたくさんのことを学んでいく後輩が入ってきてがらりと自分の部活内での立場や環境責任感が変わってきました。

先輩が引退する前までは自分の好きなように物事を進めていけたのですが、後輩がいるとなると、ミスできない。

自分も憧れだった先輩のように思ってもらえているのだろうかなど不安な気持ちが増してきました。

 
そう考え始めると萎縮してしまい、逆にミスも増えてしまいました。

ちょうどそのころ人間関係でもトラブルがあり、なぜ自分はマネージャーをしているのだろうかと何度も考えさせられることがありました。

真剣にやめて新しいことを始めようかとも考えたこともあります。

 
そんなとき私を支えてくれたのは同期でした。

同期のマネージャーとはライバル心を強く持っていて意見を交換することが少なかったのですが2年生になり互いに抱える悩みも増え、話し合い、意見を共有し支えあうことでマネージャー間の信頼を深めていくことが大切だと気が付きました。

またプレイヤーとはプレイヤーが思ってることを聞いてもっとどうすればプレイヤーのためになるのかまた今の私たちのやっていることはプレイヤーにとって意味のあることなのかなど考え方を変えさせてくれました。

また入部当初から成長を見てきて同期が先輩たちと同じようにプレーで活躍しているのをみるともっと私も頑張ろうと思えるようになりました。

 
まだまだ悩むことや壁にぶつかることもありますが、これからも今の現状に満足することなく日々成長していき、引退の時には胸を張って引退しこのラクロス部で学んだことを社会に出ても忘れず、継続していきたいと思っています。

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