家族や友人が仕事を退職しようか悩んでいるときに、どのように相談にのってあげると良いのか悩むときがあると思います。私の旦那が職場の人間関係で悩み始めたあのときに取った私の行動は、今でも正しかったと思っています。
私がどのような態度で接したのか、この経験をこれからご説明します。
苦しんでいる家族や友人を支える方法
1.寛容な親の目線で家族や友人を見る
私の旦那は落ち込みやすい性格です。落ち込んでいる旦那を見ていると、支えてあげたいと思います。
何か悩んでいることがあれば無理やり聞き出すのではなく、本人が話してくれれば聞くようにしています。そして自分なりの助言をし、最終的な決断は本人に委ねる様にしています。
なぜ最終的な決断は本人に任せるのかといいますと、それは結婚したとき旦那に「あなたが自分で決めて言いたいことだけ聞かせてくれればいい」と伝えたからです。
寛容な親の目線で旦那を見られるように心がけることで、相手を受け止めてあげることができます。
そして私自身もも悩んでいる旦那を、受け止めてあげられたという安心感にも繋がっていると思います。
2.相手がどのような健康状態なのかチェックする
旦那が一番苦しんでいた時期は、前職の上司との人間関係でした。
なかなか折り合いがつけれない頑固なタイプの旦那です。
高圧的にこられると反発したいという気持ちが強く、前職の上司が全部自分の思った通りにしてほしいタイプだったので疲れてきっていました。
体を壊したり、気がめいってそうだったりと、そんな様子を近くで見てきた私は体を壊してまで続ける必要はない、もう職を変えたほうが良いと思いました。
もちろん仕事を探すのも大変だとは思いましたが、体を壊してまで今の仕事を続ける必要はないのではない、旦那の心身・健康のほうが大切だと思いました。
また、職場でのストレスから休職しダメになってしまう人がとても多いことをわかっていたからかもしれません。
前職を辞めるように進めてよかった所は彼が、「妻がまだ働いているから自分は働かなくてもいい」と考える人ではなかったことも理由の1つです。私の旦那は、逃げる事でダメになる人間ではありませんでした。
3.無理矢理聞かずに相手が話したいと思ったときに聞く
元々旦那はあまり喋る人ではなく無口な人です。
夫婦のコミュニケーションとしては、旦那からは喋らなそうなことも聞けそうなら聞いて、言葉を選んで話し相手になるようにしています。
もちろん、自分で立ち直れるなら私に相談せずに立ち直ったほうがいいとは思います。
しかし、ちょっと引きずっているのかなと感じた時には「大丈夫?」と聞くようにしています。話の仕方も、相手が言いたいことを言えるような話し方をするように気をつけます。
言われたくなさそう、聞かれたくなさそうな聞き方は避けるようにしました。
旦那が悩んでいたときに、少しでも支えられた経験から思うこと
私は、自分自身が本当にダメになるまで頑張る必要はないと思っています。
耐えられるストレスや悩みだったら、自然と我慢でき仕事に行くことができると思っています。
ストレスから自分が立ち上がれないときは、1度その悩みから離れる方法を考えることも大事です。
自殺するまで仕事する必要はありません。
1度やめてみて、そこから抜け出せる方法をじっくり考えるのです。
逃げ出しても、抜け出しても、その悩みはやってくると思いますが、そこでダメになるくらいなら逃げてみることも大事だと思います。
「正しい考えは必ず1つである」とは決まっていないのです。
コメントを残す