母から学んだどこにでもいる嫌な人、合わない人と向き合うテクニック

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職場や学校で出会ってしまう、どうしても苦手な人、嫌な人に対してどう接するか。私は母から教わった「人生の中でそういう人は必ず出てくるから、今逃げていても人生で必ず現れる。だからその場その場で乗り越えられる技術を身につけなさい」という言葉から変わることができました。ここでは、私が母から学んだテクニックについてご紹介します。

嫌な人と合わない人との付き合い方

具体的な方法は、自分の中で折り合いをつけていくという考えです。折り合いをつけるとは、互いに意見や立場が対立しないポイントを見い出すということを意味します。

嫌なことがあったとしてもそれを相手に直接伝えてもうまくはいきません。向こうが嫌な態度で接してきたとしても、自分も鏡のように嫌な態度を映し返していては意味がないのです。乗り越えたことにはなりません。

嫌なことがあったり嫌なことを言われたりしても、感情的にはならずにワンクッション受け止める。「あぁ、自分のそういうところが良くなかったのかな、嫌だったのかな」と振り返り、直せるものは直してみようと気持ちを改めます。

基本的につっぱねるのではなく、自分の中で受け止めていかないと変わっていかないと思うからです。

直すか直さないは別として、意見を自分の中へ取り入れて自分でそのことについてじっくりと考えてみる。

もちろん昔の私はこんなに余裕がありませんでした。学生の頃は合わない人は切り捨て、関わらないようにしていけばいいと思っていましたし、学生のうちはそれでいいと思っていました。

しかし、社会人になり仕事を始めるようになっても、同じような嫌な人に遭遇します。学生の頃逃げていた嫌な人とはやはり何度もこの先出会ってしまう。それでは折り合いをつけないといけないと思いました。

落ち込んでもいい!時間が経てば前向きに考えられる

現在働いている事務の職場では、私含めて2人しかいません。1対1なので接することを避けることはできず、合わない人ももちろんいます。

合わないことを態度に出してもしょうがないし、合わないなら合わないなりに隠すなり、直すなりしないと仕事は続かないと思いました。

以前同じ職場にいた事務の人は、言うことすべてとげとげしい人であまり会話をしませんでした。

その人から言われた言葉には、「ニコニコしているのが気にくわない」」「余計なことはするな」「失敗してばっかり、気が使えない、やることが遅い」などです。しかも、まだ私が入社して1週間ちょっと経った頃のことで、「もう何もするな」と言われたこともありました。入社したばかりでそんなこと言われても、、、とよく思っていたことを今でも覚えています。

そのときに、母から学んだ「その場その場で乗り越えられる技術を身につけなさい」という言葉を思い出しました。

そこで私は、言われたことをまず受け止め、自分にあてはまるのかもしれないと思うようにしました。

入社して1週間位ということもあり、お互いまだ知らないからこのような結果になっているのかなとも考えました。

「しょうがない、とりあえず頑張ってみよう」「私には何が早くできるようになるのだろう」と考え直すようになりました。

批判されたらその批判で落ち込まずに、「批判は当たっているのだ」と受け止めて、そのことを解決するために心をシフトするようにします。それでも落ち込んでしまう時は、これ以上落ち込んでいてもしょうがないところまで落ち込み考えます。

次第に「これを引きずっていたら仕事にならない」と考えるようになり、丸一晩経つ頃には「明日の仕事のために何からやろうかな」と、考えられるようになります。

この考えは冒頭の母からの言葉によって導き出されたものです。

私を女で1人で育ててもらった強い母のようにはなれないと思いつつも、考え方が素晴らしいものだと思っています。そして自分の子供が大きくなり、私と同じように嫌な人への対応に悩む時期がきたら教えて上げられればいいなと思っています。

嫌な人、合わない人に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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