多くの場合、無気力は疲労が限界を越えた反動で起こります。
頑張って、頑張って、それを続けているうちに限界を超えてしまったのです。
肉体的な限界のこともあれば、精神的な限界のこともあります。
これ以上の外的刺激を受けて、感情が揺さぶられると壊れてしまう。
無気力とは、そう判断したあなたの精神が無意識のうちにこころを閉ざした状態なのです。
では無気力を回復する為の9つの教えを紹介します。
1.十分に休養を取る
疲労の原因に思い当たる節のある方は、まずはゆっくり休まないといけません。
休むよりも先に回復させる方法はありません。
注意して頂きたいのは、日中辛くても、夜寝る時以外は横になってはいけません。
日中はなるべく起きて、規則正しく過ごしましょう。
2.適度な運動を心がける
体を動かさないとだるさが続き、いつまでも改善が得られません。
散歩やストレッチ程度で構いませんので、必ず毎日体を動かしましょう。
3.日の光を浴びる
外へ出ることも大切です。
人間は日光を浴びることによって体内リズムを補正します。
つまり、部屋でばかり引きこもり日光を浴びない日が続くと体内リズムがどんどん狂ってしまうのです。
4.規則正しい食事を摂る
生活リズムを正すことはメンタルヘルスにおける最重要事項です。
無気力の克服においても例外ではありません。
朝はつらくても起き、夜は時間がきたらベッドに入る。
規則正しく3食の食事を取りましょう。
5.軽い制約を設ける
人は本来、なまけようとする生き物です。
制約を設けないと、楽な方楽な方に流れてしまいます。
無気力状態であれば輪をかけてその傾向が出ます。
制約があるからこそ私たちはメリハリを持って生活を出来ているところもあります。
いきなり周囲や社会から制約を受ける事は、リスクやプレッシャーも大きいので、まずは自分で自分に制約をかける程度のことからやってみましょう。
6.スケジュールを立てて生活する
スケジュールという制約を設けることで、適度なプレッシャーを感じ、動けるようになる確率が上がります。
無気力というのは、感情が停滞している状態です。感情が動かない状態だから、何も楽しいと思えないし、何にも関心を持てないのです。
7.外的刺激を求める
この状態を打破するための方法として、外的刺激を与えて感情を刺激してあげましょう。
外的な刺激をきっかけに自分の感情が動き出すことがあります。
一人で部屋に篭っていると、 無気力はなかなか治りません。
無気力状態では、自分で自分に刺激を与えることは困難だからです。
8.充実感を得る事をする
人は何か充実感を得ることが出来ると生きがいを感じます。
生きがいは生きる気力につながります。
無気力状態で大きなことを成し遂げることは困難ですので、そこまでしなくて構いませんが、小さな充実感を得るのは効果的です。
9.小さなことから始めてみる
「誰かのため」でなくても、「自分のため」の行動でも構いません。
時間がかかってもいいので部屋の掃除をして、汚れた部屋がスッキリすれば大きな充実感が得られるでしょう。
小さな、すぐできることでいいのです。
充実感や達成感が得られるような行動をしてみましょう。
9つの教えで脱無気力を
いかかがでしょうか?
9つといえば少し多いと感じるかもしれませんが、全てを一気に行う必要はありません。
どれか一つから自分ができるものからで試してみて下さい。
いつの間にか朝起きた時活力がみなぎる日が来るかもしれません。
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