英語のしゃべれないコミュ障が海外へ

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私は仲のいい人以外の人とコミュニケーションを取るのが苦手で、人と向き合って話すのが苦手であった。

小さい頃からグループでの話し合いなどが苦手で自分から積極的に話しかけることが出来ず、他の人が話し合いを進行するのを見ているだけであった。

また、人への説明が下手で言葉を上手くまとめられないのが自分の弱みであった。

 
このような弱みがあり、他者と仲良くなったり心を開くのが苦手であったが、10日間英語の話せない状態でオーストラリアの旅行に出かけた。

一日目は普段と変わらず知らない人に声をかけるのが得意でなく、人に声をかけることが出来ずに日本語も通じなく、寂しい思いと情けない気持ちに心を支配されていた。

二日目は町を行く人に声を掛けられ、まともではない、単語だけを並べた英語で挨拶程度の会話をすることが出来た。

しかし、人に話かけられれば、最低限の会話は出来るが、自分から心を開いて話しかけることはできないままであった。

 
オーストラリアには留学などで来ている日本人の人が多く、英語のしゃべれない状態で誰にも話しかけられずいると寂しくなり、留学に来ていた日本人の学生を発見しいつもの自分とは思えないような自分から日本人の学生に話しかけに行き、仲良くなり心を開いて話をしていた。

 
いつもの日本では、仲のいい友達が居て他の知らない人には自分から話しかけに行くことはないが、オーストラリアに行き困ってばかりで話をする相手もいなく、寂しい気持ちになるといつもの自分とは違い、人見知りもしなく同じ言語で意思を伝えられるという安心感で自分から話しかけることが出来た。

また、日本人の人に自分から話しかける事ができたおかげで、人とコミュニケーションを取るのに自信が着いた。

 
オーストラリアの人にも英語がわからずしゃべれない状態でも、自分から挨拶程度の会話をしたり、電車の乗り方などを身振り、手振りで聞くことで、言葉をしゃべれなくてもコミュニケーションを取ることが出来るのだと学び、いつのまにか自分の苦手だった自分から人に話しかけるという行為に苦手意識がなくなり、人に話しかけられるようになっていた。

 
オーストラリアにはこの苦手なことを直すために行ったのではないが、弱みや苦手な事を克服する事は自分の心次第で変わることが出来るのだと旅行で学ぶことが出来た。

また、人に話しかけられるようにはなった今は、人と話すときに他の人に気を配って会話やコミュニケーションを出来るようになれるのが今の自分の目標である。

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