気持ちが沈んだ時人は無口になります。
自分の中で自己葛藤を抱え、自己否定の渦の中でグルグルとしてしまうからです。
黙っていればいるほど心の中で嫌な出来事を反芻してしまうものです。
そんな沈んだ気分から回復する簡単なステップをご案内します。
1.声を出す
まずは声を出すことで心の闇から脱出する第一歩とします。
声を発するということは、新鮮な空気を肺の中に入れ、新鮮な空気で脳を活性化する事ができます。
そうして少し気持ちが落ち着くのが実感できるはずです。
まだこの段階では気持ちは回復していないはずです。
まずは言葉を発することで最初の一歩です。
2.好きな歌を歌う
まだ頭の中では嫌な思いがグルグルとしていると思います。
本来ならば解決のために考えなければいけないですが、混乱の中では良い考えも浮かばない。
そこで歌を歌います。
最初は口ずさむ程度で構いません。
歌の選曲は自分がよく親しんだ歌が良いと思います。
そうすると歌を歌う事に集中し、頭の中の嫌な思いが少しの間忘れることができる。
3.口を大きく開いて歌う
歌う事ができたら、今度は少し明るめの曲を選んでみましょう。
声を出すためには口を大きく動かす必要があります。
口角を上げないと歌えないリズムもあり、笑顔と似たような表情になります。
笑顔を作ると脳も笑顔と錯覚を起こす事があります。
気持ちが落ち込んでいるときに笑顔を急に作ることは難しいですが、大きな口を開いて歌を歌えば脳に笑顔でいると錯覚を起こさせる事ができます。
いつの間にか嫌な事は頭の隅へ
少しの間嫌な事を忘れることで、心をリセットし、解決の糸口を考える余裕が出てきます。
嫌な思いを今後どう解決するのか、解決できないとすればどう自分の中で消化するのかを検討する事もできるでしょう。
歌を歌う事で全てが解決されるわけではもちろんありません。
しかし、一歩を踏み出すための一つのきっかけとなります。
3ステップで歌を歌うという意識付けで、今後も気持ちが落ち込んだ時は歌を歌うというルーティーンで気持ちを落ち着かせる事が可能になります。
あくまで一つの手段なので、他にも手段を用意しておくとなお良いと思います。
コメントを残す