中学、高校とあまり人間関係でごたごたを起こしたことはなかった。
もちろん、ちょっとした今思うと本当に下らないような喧嘩などはしてきたけれども。まさか大学生にもなって些細なことで揉めてしまうとは思いもしていなかった。
私は今までSNSを使う人間ではなかったのだが、周りの友人がやっていたという影響もあり、大学に入ってからSNSを使うようになった。
使い始めたころは、自分の知り合いとしかネット上でコミュニケーションを取らなかったのだが、慣れてくると自分と同じ趣味をもった人達と、好きなものを共有したいという気持ちが湧いてきた。
そしてたくさんの、自分と同じ趣味を持つ人たちとコミュニケーションをとるようになる。
インターネット上でも、普段の生活と同じように仲の良いグループと言うのができた。
最初は話していて純粋に楽しかったのだが、仲が良くなるにつれて相手の嫌なところというものは見えてくる。
仲良くなった子たちは他人の好みに対して攻撃的な発言をする人たちだった。
私は、普段思ったことははっきりと言ってしまう性格なので、相手に「こういうところがいやだ」というところを言ってしまったのだ。
インターネット上でのコミュニケーションはやっかいだ。
文面だけのやり取りだから、私がやさしめな口調で書いていたとしても、言われた相手にとってはキツイ口調で言っているように取れたのかもしれない。
私が言った一言で、相手の私に対する態度は急激に変わってしまった。
その子と仲の良い周りの人たちも、私への当たりが強くなった。
自分が悪いのは重々分かっている。
今思えば、ほうっておけばよかった。
言わなきゃよかったと後悔もしている。
いくら相手の顔が見えないからといっても、あからさまに私に対する悪口や、攻撃的な発言を見るとさすがに凹むものだ。
まさか、この歳でインターネット上の人と揉めるなんてと恥ずかしい気持ちもある。
自分が思っていたよりも、私は心が弱いらしい。
過去に人間関係であまり揉めたことがなかったからだろう。
それに、面と向かっての言い合いだと最終的には解決するし、言い合いの中で相手の感情が垣間見ることができたり、「ああ、こういう考えもあるか」と前向きに捉えることもできる。
しかし、ネット上で揉めたときは気分の沈み具合がすごかった。
ごたごたが起きて暫くはSNS自体を見るのを避けた。
そんな沈んだ気持ちを晴らしてくれたのが中学のころから仲の良い三人の友人だ。
お互いがお互いを「友達と言うより、家族に近いよね」と言い合っているくらい仲が良い。
その三人は私の悩みや、今後どうしたらよいのかということを親身になって聞いてくれた。
ネット上での揉め事なので、完全に解決したわけではないが、私にとってはただ話を聞いてくれただけでも嬉しかった。
私のことを思って、遊びに誘ってくれたり連絡をくれたりとしてくれた。
友人といると、どうしてこんなことで悩んでいたのだろうか。と馬鹿馬鹿しく思えてきた。
友人たちからの助言をもらったりなどして、今では楽しくSNS上での仲間とわいわい出来ている。
が、やはり私にはこの中学時代からの仲の三人の友人が一番だ。
大げさだが、彼女たちがいればどんなことでも乗り越えられるような気がした。
コメントを残す